昨日、6月30日にmimi Lotusは閉店の時を迎えました。
ここでつくってきた時間はあまりにも長くて、この日を迎えるのに1年も準備してきたつもりなのに、やはり気持ちを整理するのにまだ少し時間が必要なかんじです。
6月に入ってからは特に、ほんとにたくさんの方々が会いにきてくれて、あたたかい気持ちや言葉をいただくたびに、正直何度も心がゆらぎました。今更ながら。(笑)
ここを手放して、自分はこれからどこへ行こうとしてるのか、何をしようとしてるのか、確信があるはずなのに、何度もゆらぎました。
そして、私だけの気持ちではなく、来てくれるお客さまにもスタッフにも それぞれの想いがあって、mimiLotusはつくられていたのだと改めて思い知った、というかんじです。
もちろん細かい作業や仕込みはスタッフに手伝ってもらってきましたが、ほとんどすべてのものをひとりでつくるやり方だったため、スープがないから終了なんてどっかのラーメン屋かよとか、16時に閉店とかカメハメハ(カメハメハ大王は16時に寝てたらしい)かよとか自虐しながら、せっかく足を運んでくださる方をお迎えできないことに限界を感じたり。
でもそうだったから伝えられたものもあるのかなと思ったり。。
この決断をしなければ、気づかなかったことも多かったです。
どれだけ多くの人に支えられてきたんだろー、と。ぽっかりあいた穴にそんな思いだけが今は吹き込んでくるかんじですが、次への準備もはじまっています。
大きなものを手放して前に進むということはなくなることではなくて、そこにはいろんな人の思いや関わり、それを受け入れて自分の力にしていく。
こんなかたちでmimiLotusを終わりにできることは、本当に幸せなことなんだと思います。
これは、はじまりのための終わり。
それをゆるし、応援してくれる人たちがたくさんいることに、こころから感謝しています。
鎌倉が、大好きでした。ここでお店ができて本当によかった。
いつも支えてくれたスタッフたち、今まで来てくれた一人ひとりのお客さま。
出逢ってくれたすべての人に感謝しています。
本当にどうもありがとうございました。
mimiLotusとして、FacebookとInstagram、ホームページのBlogは残すつもりなので、あの人どーなったかな、とちょっとでも思いだしたらチェックしてみてください(笑)
それではみなさん、またお会いしましょーう!!
2018年 7月1日
mimi Lotus 吉池 浩美